最近では何かと目にすることも増えてきたゲーミングチェアー。半年ほど使用したので気づいた点、お掃除の仕方などを書いていこうと思う。
使用環境、商品名
- 使用期間…2018年9月~2019年3月末現在
- 使用者…ほぼ私(身長170、体重60)のみ。たまに嫁が寝てる
- 使用場所…自宅のみ。室内は禁煙。
- 使用頻度…ほぼ毎日。平日3~5時間、休日0~12時間。
- 使用用途…デスクワーク、ゲーム用、リクライニングして仮眠
使用商品名… AKRACING WOLF-GREY
特に好きなプロチームなどがあるわけでもなく、安くていいのないかなーと探したあげくたどり着いたのがこちらの商品。AKRACINGとDXRACERが有名で人気だったため、この2社を中心に記事を読み漁った。そこで感じたのが、座り心地はそこまでどれも変わらない、材質やリクライニング、肘置きの可動などが重要ということだ。最終的には実際に家電量販店に座りに行き、購入に至った。

我が家のWOLFちゃん。

配達当時の写真。外箱の大きさに配達のおっちゃんがこれは何だと驚いていた。ゲーミングチェアーです!と即答すると返事なし。ちなみにゲーミングモニターと机をまとめ買いしています。
使用した感想
良かったところ
腰痛がなくなった!
元々腰痛の兆候はあったのだが、マウスキーボード×低い机×50型液晶テレビでフォートナイトをほぼ毎日プレイしていたことがきっかけで、猫背がかなり悪化した。ぎっくり腰寸前まで進行したところでプレイを控えるようになり、コルセットも購入して装着するようになった。ゲーミングチェアーを購入後は腰痛はほとんどなくなっているし、集中出来るせいかキルレも多少上がっている。同時に購入した机はゲーミンググッズを販売しているバウフュッテのサイトを参考に高さ調節し、その効果も出ていると思う。
ゲーミングチェアーについては、まずお尻のクッションの座り心地が良い。高さ調節がガス圧で簡単に可能なのと後頭部のクッション(ヘッドレスト)、腰のクッション(ランバーサポート)の固さがちょうど良く、微妙な場所の調節も手で簡単に動かせる。肘置きも安定性が高くて調節が簡単。ベスポジなんて言葉があるが、座り方に応じて自在にそれを作り出せる感じ。ガチってランクマやるのも、ゆったりネトフリ鑑賞も、180度倒して仮眠を取るのも大体OKだ。日本人向けに作られているというコンセプト通り、身体のフィット感が半端ないのでリラックスして長時間座れることが出来る。
寝れる!
これはぜひ実物で体験して欲しい。180度リクライニングするので一息つきたいときにガーーっと倒してそのまま仮眠が可能。ロッキング機能(ゆりかごみたいに揺れる)があるので変な固さを感じずに寝れるのもポイント。最初は揺れるのが結構怖かったが、すぐに慣れた。(ちなみにゆりかご機能はON/OFF可能)
カッコよくて丈夫!!
レーシングチェアーみたいなデザインは、個人的にはオタクっぽくって気に入っている。カラーは本当はグリーン系にしたかったのだが、飽きるのが怖いので今回はブラックにした。部屋に雰囲気にも合わせやすいし、嫁のヘイトも溜まりづらいし。丈夫なのはかなりの満足ポイントで、ほぼ毎日使っているのにクッションの型崩れが今のところ全くない。キャンバス地なので破れやほつれも気にしていたが、現状はカバーなどもせずそのまんま使えている。
ゲーム(作業)に集中出来る!!
もう最大のメリット。背もたれが回りの視線をシャットアウトするため、集中力が少し上がった気がする。プレイの合間にはドサッともたれてもすぐにリラックス出来るのも◎。肘置きが使えるのでパソコンを長時間使う際のタイピングも多少楽になった。
悪かったところ
床への負担がすごい
椅子自体の重量が約25Kgあるため、仕方ないと言えばそうだがフローリングに直置きは避けた方が絶対いい。私はイケアのフロアマットを適当なサイズにカットし、敷くことで対策した。キャスターの跡がマットにがっつり付いてるため、やってよかったなと心から思っている。使用場所の床素材に合わせて何らかの対策は必要だ。

見えづらいがフロアマットのキャスター跡。
直に触れるとけっこう凹んでるのがわかる。
集中して周りが見えなくなってしまう!?
割りとマジで現実の世界(フローリングの上)に戻って来れなくなる。作業やゲームがはかどるのは結構なことだが、現実の大事な関係にヒビが入らないよう家族や恋人、友達とのコミュニケーションの時間もちゃんと確保しましょう。座り過ぎて居心地がいいので、休日に長時間使用した際、ふと立ち上がると、太ももに力が入らないなんてこと本当にあるから。

普通に座るのとあぐらの繰り返しで10時間はイケる。
掃除してみた
今回は約三か月ぶりの掃除となる。ちなみにWOLFはファブリック地(布地)で人工革ではない。
生地に合わせたケアをしていきましょう。
基本的に掃除機でOK

よーく見ると目立つホコリや細かいゴミ。

肘置きの根元にもホコリは溜まる

背面からクッションは簡単に外せる~

クッションを取るとホコリがすんごい!
汚くてすいません。

おおざっぱに掃除機で吸い出していきます。

完了!

肘置きの根元はウェットティッシュで拭き取りのみ。
だいたい10分もあれば割と簡単に出来ます。あとはキャスターの拭き掃除やクッション部にファブリーズなどの消臭剤をかけ、乾燥させれば完了です。ただ消臭剤などをかけた直後は座らないことをおススメする。(生乾きになり異臭の原因になる。さらに汗で蒸れたりしたら悪臭につながる。)
汚れが強い場合は中性洗剤+掃除機のコンボ
以前ミートソースをこぼしてしまった際に、3センチ四方のシミを作ってしまった。
そういう時は中性洗剤を3~5%にぬるま湯で薄める→軽く叩いて汚れを浮かせる→タオルで浮かせた汚れを拭き取る→掃除機で吸う(これが一番大事)を何度か繰り返すと大分キレイになる。
実際に車のシートなどで使われているやり方なので、かなり効果的があり、汚してしまった際はぜひおススメしたい。
汚れの種類にもよるので一概には言えないが、ファブリック地のゲーミングチェアなら基本当てはまるため参考になればと思う。上記のやり方で汚れはかなり目立たなくなった。

汚した場所が自分でも分からないくらいには取れた
まとめ
間違いなく自分にとっては良かった。
以前はカーペットに地べた座り、もしくはビーズクッション(無印の人をダメにするやつ)に寝転んでた私のライフスタイルは間違いなくゲーミングチェアーを導入して一転した。 現在では一日に約5時間から7時間程度使用しており、当時の購入価格39,800円の元は間違いなく取れている。ただ単に椅子生活の方が合ってただけなんじゃないか…とも思ったが、私にとってきっかけを作ってくれたのは間違いなくゲーミングチェアーだ。購入してから数ヶ月後にイケアやその他ショップにて色々と座り比べたのだが、その作り込みや座り心地を吟味する内に、今まで椅子に対してどれほど関心がなかったかにその時気づかされた。東京ゲームショウ2018にてAKRACINGが出展しているのを見た時はめちゃくちゃ嬉しくて、近くにいたスタッフさんに「WOLF使ってます!」と話しかけたら「高いのも色々あるけど、実は一番座り心地いいかもしれないです!」なんて気の利いたコメントしてくれたのもいい思い出だ。
実際に座って判断するのがベスト!
吟味した結果、私はAKRACING WOLFがベストだった。ただゲーミングチェアーってかなり種類多いし、やっぱりその人が実際に座ってみてしっくり来るものが一番だと思います。また、家電量販店以外にもゲーミンググッズを取り扱うショップはどんどん増えているため、ネット注文だけで済ませるよりは、必ず一度座りに行った方が色々発見出来て絶対おススメ。
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